花今日のランチもいつもの店で。おいしいからという理由はもっともだけれど いつもこぎれいにまとまった内装が好きだから この店を選んでしまうのだろうか。 窓から入ってくる日の光がランチを鮮やかに彩らせるように 昼ののんびりとした空気はコーラのように 心をシュワシュワと沸き立たせてくれる。 涼しい風と照りつける陽の光があればこそ 咲きつづけるきれいな花の彩り。 ほのかに暗い地下室の一枚の絵が思い出させる 懐かしいアルバムの写真の中の日々。 ああ、洞窟に閉じこもっていたら 咲いてもすぐ枯れてしまうというのに。 いまあなたに流す涙は 私の目に焼きついた満開の花畑にいつも招いてくれる、 長い休日のひとときのようなもの。 =========================== 無断転載を禁じます Written By GloomyWind 2003/3/14 =========================== |